幽体離脱とヘミシンク

2025年04月28日 00:33

【幽体離脱とヘミシンク】

先日、不思議な体験をした。

私は時々瞑想を行う。 
リクライニングソファーに座り、ゆっくりと息を吸って吐いて……。 
ぼーっとなって、ふと気がついた瞬間、ギョッとした。 

わ!
全く力を入れていないのに、腰から足だけがふわふわと宙に浮いている!!!!(◎_◎;) 

しっかり意識はあるし、目も開いている。 
驚いたものの、不思議とその状態を受け入れる余裕があった。 

だんだん興味が湧いてきて、その足をコントロールできることに気づいた。 
浮かせたり、おろしたり……そして何だかとても気持ちがいい。 

心も体も、とてもリラックスしていて、 
この状況が愉快で仕方がなかった。 

結局、戻ろうと思ったら、すぅーっと元の重力に逆らわない――いや、逆らえない体に戻ってしまった。 
その後、何回トライしても同じ体験はできなかった。

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こうして、私は幽体離脱に急に興味を持つようになった。 
幽体離脱と聞くと、私は身体から意識だけが抜け、ふわふわと宙に浮き、行きたい場所へ行く…… 
そんなイメージを持っていた。

しかし、調べてみると幽体離脱にはいくつかの種類があるようだ。

1.  物理的な幽体離脱
体から意識が抜け出し、実際の空間を移動できるとされるタイプ。 
体験者は、現実世界の出来事を観察できると感じることが多い。 

2. 脳内現象としての幽体離脱
脳が作り出すシミュレーションのようなもので、第三者視点で自分を見る感覚が生じる。 
科学的な研究では、このタイプが主に検証されている。 

3. 夢からの幽体離脱
明晰夢の中で幽体離脱を体験するケース。 
夢の中で、自分の体から抜け出す感覚を得ることがある。 

4. 入眠時幽体離脱
眠りに入る際、意識が体から離れるような感覚を得るタイプ。 
金縛りの状態から幽体離脱に移行することがある。 

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私の幽体離脱のイメージとしては「1番目」か「4番目」だなと思いつつ…… 
ふと、何年か前に友人が「ヘミシンクのCD」を貸してくれたのを思い出した。 
面白いからと勧められたものの、当時聞いた時には、体が抜ける感覚は得られなかった。 

ここでヘミシンクについて

ヘミシンク(Hemi-Sync)とは、左右の耳に異なる周波数の音を聞くことで**脳波を同期させる技術。 
アメリカのロバート・モンロー氏によって開発され、瞑想・リラクゼーション・集中力向上などの目的で利用される。 

ヘミシンクの音源には『バイノーラルビート』(両耳で異なる周波数を聞くことで脳波を誘導する技術)が組み込まれており、 
深いリラックス状態や変性意識(瞑想状態など)を促す効果があるとされている。 
さらに、『ヘミシンクを使うことで、体外離脱やスピリチュアルな体験ができる』とも言われる。

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幽体離脱について調べるうちに、CIAが詳しく研究していることを知った。 
公開されている機密文書を読んでみると、研究は1960年代から1970年代にかけて進められていた。 

冷戦時代、ソビエト(現ロシア)との超能力合戦? 
リモートビューイング(遠隔透視)が目的だったらしい。 

驚いたのは、そのリモートビューイングにヘミシンクを利用していたということ。 
もしかすると、ヘミシンクはリモートビューイングのために開発された……? 

私は完全に体から抜けるHOW TO幽体離脱を期待していたのだけど、 
CIAはヘミシンク推しなのか……。 

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そして、ちょうど「モンロー研究所レジデンシャルトレーナー」である坂本政道先生のYouTube動画を見つけた。 
そこでは、「自分の体の中にありながら意識が抜ける」「二つに分かれる(バイロケーション)」といった話が語られていた。 

意識を向ければ肉体を感じられるが、視点の中心は別の場所に行き、 
そこの様子が見えてくる。 
意図的に別の場所へ行ける。 

ヘミシンクでは、一般的にこの現象が起こるそうだ。 
(ただ、完璧に抜けてしまう人もたまにはいるらしい。)

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ああ…… 
ヘミシンクは冷戦時代のリモートビューイングが目的だったから、こういう体感なのか。

敵を諜報しながら、リアルタイムで記録・報告するための幽体離脱。 
だから、こういう仕組みなのか……! 

なんだか妙に納得した。 
ヘミシンクを聞いたあの時の体が残ってる感覚は正しかったのね。

ただすっぽり抜けてしまう感覚を味わってみたいと思いつつ
足だけじゃ嫌なので完全に抜ける方法を模索してみます👍

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